toggle
2022-01-17

阪神淡路大震災から27年

 本日は阪神淡路大震災から27年。

 お檀家さんが生花をお持ちくださり

 法要を共に営みました。

 

 15年前(13回忌)になりますが

 全国日蓮宗青年会で神戸市中央区を行脚。

 当時のこぼんちゃん日記を見返すと

 阪神大震災から12年となる17日、

 神戸市中央区の東遊園地では、

 震災死者と震災が遠因となった死者の人数にちなむ

 6610本の竹灯ろうが「1・17」の文字を

 浮かび上がらせ、

 午前5時46分に全員で黙祷した。

 思い返すと12年前はまだ学生。

 行動を起こす事もできず東京の地にいて

 恥ずかしながらテレビからの映像に

 ただ驚愕するばかりであった。

 そんな私に『阪神淡路大震災十三回忌慰霊行脚』

 の機会を頂いた。

 黙祷後、献灯をするのだが雨天の為なかなか火が灯らない。

 とはいうもののきっと数十秒程度であったのであろうが

 様々な事が頭をよぎる。

 

 12年前何も出来ずにいた自分。

 今回早朝より黙祷し献灯するも

 まだ自分自身の不甲斐なさを痛感。

 想い半ばで突然にこの世を去った人々に

 黙祷だけで本当にいいのであろうかという疑問符もつく。

 我々日蓮宗僧侶は『南無妙法蓮華経』のお題目で

 慰霊せねばならないと強く感じた。

 その後雨降る中全国より参集した青年僧は

 追善供養と共に改めて命の大切さを

 伝えるべく唱題行脚を行った。

 

 こぼんちゃん日記を始めて15年以上となる。

 このようにその時の思いを振り返ることができた。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です